巨大マツタケ
東日本大震災の前年、このころ数年前に「野生のキノコ教室」で学んでから、フィールドに出て自分で食用キノコを採取するようになっていました。はじめのころは同定に自信が持てないので、「キノコ鑑定会」以降ご指導をいただいている、いわきキノコ同好会会長の冨田先生のご自宅にたびたび持ち込み、同定していただいていました。
私の好みで、広葉樹林帯しか歩いていなかったので、マツタケは見つかるとは思ってもいませんでした。このときは、混合樹林から松林の方を見たときに、たまたま目にはいったのです。
冨田先生に同定していただいたところ、「マツタケ」ということで食べ方も指導していただいたとおりに、マツタケご飯にしていただきました。ほかのキノコと違って身がしっかり充実していて固く、炊飯器から吹き出した湯気が、家中をマツタケの香りでいっぱいになったことが忘れられません。